
骨粗鬆症の
背骨の断面像

正常な
背骨の断面像
まだまだ聞きなれない「骨粗鬆症」。岩見沢北翔会病院では、骨粗鬆症と検診の内容を理解していただき、この検診を上手に利用して、よりより生活を送っていただけますよう願っております。
当院の骨粗鬆症検診では2つのコースを用意しております。
「お手軽検診」と「しっかり検診」です。その名の通り、まずはおおまかなので簡単に骨粗鬆症かどうか調べるには「お手軽検診」、総合的に骨粗鬆症かどうか判定するには「しっかり検診」をお勧めしています。
1050円
骨密度測定器で短時間で簡単に、骨密度を大まかに測定します。しかしこれだけでは骨粗鬆症かどうか確定はできません。より詳しく調べるためには「しっかり検診」をお勧めします。
5250円
骨密度測定器で骨密度を測定することはもちろんのこと、尿検査、X線撮影などを行い、より綿密に多方面から骨粗鬆症かどうか判定していきます。その結果と問診を元に栄養指導も行います。
骨粗鬆症は骨の量を測ることが検査の中心です。このことを骨密度測定と言います。測定の機会や方法はいろいろありますが、当院では踵(かかと)の骨に超音波をあてて測定します。X線を使わないので被ばくすることなく、どなたでも安全に簡単に短時間で測定できます。
更に詳しく調べるために骨代謝マーカー検査を行います。これは尿を調べて骨の新陳代謝のバランスを確認するための検査です。その他骨折の有無を調べたり他の病気と区別したりするためにX線検査も行います。また骨粗鬆症の診断には問診も重要な手がかりとなります。
自分の病歴や生活習慣(食事内容や運動習慣など)を説明できるように、あらかじめ整理しておいていただけるとスムーズに検診が進みます。
骨粗鬆症とは、長年の生活習慣などにより骨の量が減ってスカスカになり、骨折をおこしやすなっている状態、もしくは骨折を起こしてしまった状態のことを言います。粗(そ)は「あらい」と言う意味です。鬆(しょう)は「す」とも読みます。つまり「す」の入った大根のように内部があらくなった状態を指します。
私たちの骨は18歳ごろをピークに、年をとるごとに少しずつ減っていきますので、骨量の減少それ自体は生理的減少といえます。しかし骨量が急激に減り、骨が弱くなって、その結果として骨折を起こしやすくなった状態が骨粗鬆症なのです。
骨量の減少は、主に骨の中のカルシウムの減少でもたらされるものです。
寝たりきりの原因の第1位が脳卒中、第2位が老衰、第3位が骨粗鬆症による骨折、であることから、高齢化社会が抱える問題の1つとなっています。
骨粗鬆症は病気になってから治すのは大変です。骨粗鬆症にならないよう日ごろから予防を心がけることが大切です。骨粗鬆症を予防することが、ほとんどの生活習慣病を予防することにもつながります。
女性は50歳くらいから骨量が低下し始めます。閉経後は原則として1年に1回ずつ測定するとよいでしょう。異常(減少)があるときには、医師の診察を受け、半年に1回ずつ測定するとよいでしょう。このとき、治療を受けることもあります。
できれば40歳くらいまでに1度骨量を測定しておき、ご自分の骨量を知っておくとよいでしょう。
男性は長い寝たきりの経験のある場合や胃腸・腎臓障害などの内臓疾患がある場合は、1年に1回ずつ測定するのが望ましいでしょう。それ以外の方は60歳以上から定期的に測定することをお勧めします。
骨の量を測る機械はさまざまあるので、機械によって測定結果に多少誤差がある場合があります。できるだけ、同じ施設の同じ機械で測定すると、より正確な診断をするのに役立ちます。
異常(減少)があった場合は、早めに骨粗鬆症専門外来を受診することをお勧めします。基本的な治療は、食事療法・運動療法・薬物療法の3つです。食事・運動療法は生活習慣を見直し、ゆっくり治療していきます。それでも効果がない場合やかなり骨粗鬆症が進んでいる方には薬物療法が用いられます。
どんな薬を選んで、いつから薬物療法を始めるかは、患者さまの年齢や病状の進み具合により医師が判断します。腰背痛があるときは、飲み薬や注射によって痛みを軽くします。
当院では骨粗鬆症専門外来を解説しておりますので、安心して気軽にご来院ください。
当院で行っている問診の内容です。「はい」の数が半数以上だと骨粗鬆症の可能性があります。ただし問14で「はい」になった場合は、1つでも骨粗鬆症の可能性があります。
もし問診結果が気になる方で一度も骨の量を測っていないのであれば、検診をすることをお勧めします。
閉経を迎えた(女性)、70歳以上である(男性)
牛乳やヨーグルトなどの乳製品をあまり食べない
小魚や豆腐などの大豆製品をあまり食べない
ご飯を外食や弁当ですませることが多い
インスタント食品、加工食品(ハム・ソーセージ・ちくわ・かまぼこ・スナック菓子など)をよく食べる
一日に一度も外に出ない日が多い
定期的に散歩や運動をすることが少ない
お酒をよく飲む
タバコをよく吸う
家族に骨粗鬆症と診断された人がいる
どちらかというと痩せているほうだ
糖尿病または胃や腸の手術を受けたことがある
極端なダイエットをしている(したことがある)
些細なことで骨折したことがある
背中や腰に痛みがある
若い頃より背が縮んだ